2010年9月23日木曜日

kamen rider OOO_Episode 3




今季のヒーロー、kamen rider OOO で、平成ライダーも はやいもんで もう12人目ですが、

戦隊シリーズと半年クールをずらすという、いわゆるバンダイの「思惑」がばっちりはまって、

「W」の時と同様、玩具も大変好評のようです。

OOO ドライバー」 どこもかしこも、売り切れてますもんねぇ。

自販機から驚愕変形&武装合体する、「DXライドベンダー」も、11月中旬ごろに

発売される予定だそうです。また、売り切れ続出の予感がしますね。

あれ、初めて観た時、すっごいビックリしたし、感動しました。

面白い設定やなー、そうくるかぁーと。

でも、専用のバイクを持たないライダーって、kamen rider OOO が 初じゃないですかね?

あ、主題歌で「いらない 持たない 夢も見ない~♪」って歌ってるから、

バイクすら持たないんですね。納得。(笑)


さて、遅ればせながら、kamen rider OOOEpisode 3 の感想です。

序盤の Episode 3 で扱われた欲望は「食欲」。

これは、なかなか重いテーマですよ。

作品のテーマ的に、「世界では飢えで苦しんでいる所もあるのに、こんなに食いやがって(怒)」

的な含みが、明らかに見てとれます。主人公的にも立ち回りが難しいところです。


時々、印象的な貧困地域の映像が 挿入されますが、紛争地域の少女を見捨ててはダメだし、

だからと言って 欲望を否定してもダメっぽい。

わりと今後のストーリー展開が、気になる出だしになっています。


あと、ヒロイン・比奈ちゃんの怪力は、主人公・映二のパンツと同じで、

「欲望で武装しなくても素のままで強い」っていう要素なのかなぁーと。

無欲な映二が、欲望(メダル)の力を借りて、kamen rider OOO に変身するのと、

何かしら対照的にされていく感じで。

ヒロインが「バイト代(お金)を稼ぐ」事が、「メダル集めにあたる」のか、も含めて、

非常に面白い要素だと思います。

今回、kamen rider OOO の脚本を担当されている小林靖子さんの作品の中では、電王、

シンケンジャーなどを観ていますが、ギュウギュウに、しっかりと色んな要素を構築されるので、

第1話の欲望(自販機)に潰されそうになっている映二を、比奈ちゃんが無償で助ける・・・

というシーンにも、きっと意味があるんじゃないかなぁと、勝手に予測しています。


そして ディケイド、Wの時から書かれていたセカイ系文脈的には、

民族料理のお店が舞台という点で、やっぱり「繋がっている」感じがします。

ディケイドが 「多元時空」みたいな大きい世界のお話だったのに対して、

Wは 「街」という小さい共同体のお話でした。

そして 今回の kamen rider OOO は、どうやら「世界と繋がっている街」の話っぽい雰囲気ですね。

これから、靖子さんがどんな風に話を展開していくのかが、とても楽しみです。


0 件のコメント:

コメントを投稿